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モチベーションを「上げるもの」と「下げるもの」について考えてみた。

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このブログでも、営業力だ、マーケティングだと、いろいろ書かせていただいてます。
が、会社が成長するために最も大切なことは、どんな経営戦略でも、難しいスキルでもなく、社員1人1人が、自分が持っている力が100ならば60より80、さらには100近く、その力を発揮しているかどうか、それを可能とする組織であるかどうか、この事がもっとも重要だと言えます。

モチベーション どうしたら上がる?

リーダーシップ研修で講師を

先日、リーダーシップ研修で、講師を務めさせていただきました。
ご参加の方は、既に経営者の方、リーダーの方もおられましたが、半数以上は今後近くリーダーになることを視野に入れた方でした。

参加者が、リーダーとして「メンバーのモチベーションを上げるにはどうしたらよいか」を一緒に考えてみました。

そのためには、自分の気持ちを思い出してみよう。
これまで自分がメンバーとして、どういうときにモチベーションが上がったか、または下がったかを思い出してもらいました。

モチベーションUP/DOWNはこんな時

どんな時だったか、それを思い出していただく際、あらゆる事柄を入れよう、つまり考える範囲に制限はなし、としました。給料も、トイレにウォシュレットがあるとかないとか、人間関係など、とにかくあらゆることを対象に考えてもらいました。

回答を整理するとすごいことに

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こちらが、その際のホワイトボードです。

重ならない回答をすべて列記し、さらにカテゴリーにわけてみました。
整理してみると、たいへんなことが見えてきます。

写真の私の字は読みにくいので、以下にあらためて書きます。

モチベーションUP

物質的
●給料UP
●査定が良かった

精神的(上司に関係)
●褒められた
●お礼をいってもらった
●認めてもらえた
●任された
●対人関係が良好

精神的(上司に関係しない)
●お客様が嬉しそうに笑ってくださった
●採用した人が優秀だった
●仕事が多くやりがいがある
●目指したい人との出会いがあった

モチベーションDOWN

物質的
●同じ立場の人より給料が安い

精神的(上司に関係)
●否定された
●濡れ衣をきせられた
●話しが伝わっていない
●話を最後まで聞かない態度
●話を決めつける
●対人関係にストレスを感じているのに配慮がない

精神的(上司に関係しない)
●失敗したとき
●問題解決の方法がわからないとき

回答を整理してみえたこと

回答を整理すると、次のことが言えるでしょう。

モチベーションの源泉は人によって様々である

上述のモチベーションアップの赤字に
仕事が多くやりがいがある
があります。ご本人に詳細をお聞きするとまさに、「チャレンジングな目標が与えられれば与えられるほど燃える」とおっしゃる方でした。
成長感を最も重視するタイプ、思わず、「うちで働かない?」と冗談ですが、言ってしまったほどです。
このように、モチベーションの源泉はさまざま、その人物に応じた働きかけが必要だとも言えます。

モチベーションのUP・DOWNには上司が深く関わっている

回答の6割が上司とのコミュニケーションに起因、さらには基本的な事を怠っていたことがここから想像できます。
基本の重要性を、上司は認識していなかったのでしょう。しかし、回避は決して難しい内容だったようには思えません。

真正面に向き合って、普通の会話を大切にする

メンバー部下を認め、定期的に時間をとり、真正面に向き合い、大切にする。
わからないことはないか、コンセンサスは取れているか、キャリアデザインなどの個人的な要素を、普段からしっかり聴くこと、この当たり前のことがいかに大切でありがながらできていないか、今回の研修でも痛感しました。

また普段のコンサルティング現場でも近いことが多いものです。

この基本の大切さをこれからも伝えていきたいと思います。

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