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vol.37 わたしの使命


『人は 出会っている人により 創られ高められる』

そんな具体的事実を
ジワーッと、ズシッと、そしてシミジミと感じる
2019年の夏のアレコレ
お読みいただけると嬉しいです。

9月はわたしにとって、
人生を賭けるフェイズのスタートです。

はじまりはお客様からのご依頼

「人見さん、ちょっと寄っていい?」
あるお客様の社長が東京のオフィスを訪ねてくださいました。

「実はやりたいことがあって」と社長。

「最近、営業とか、PDCAとか、生産性とか、
なんかもう違うんだよね」

「新規事業とか、そこまで新規じゃなくでも、
どんどん事業が変容しなくちゃならない」って思う。

「会社組織、組織図があることが、
すでに機能としてずれてる?」

「だから、そんなテーマで、

あ、とはいっても新規事業のフレームワークの
お勉強じゃなくて

社長のマインドセットも含めて、

新規事業について、人見さん話しできませんか?」

ジワーッとなった。

実は、社長が投げかけてくださったテーマは
近頃、日々のコンサルの現場で実感していることだった。

最近のご相談の一定割合が

営業のスキルや仕組みから
営業方針や次の柱づくりにシフトしていた。

「やらせてください」

「できます、というより
事実、最近のご相談の柱が、もうそうなっています」

「やることがいっぱいある」

8月9日 日経ビジネス のその記事は
わたしの胸をズシッと突き刺した。

なぜ創業150年の旅館は破産したのか」
山口の老舗ホテルの破産から学ぼうという記事だった。

オーナーの親の世代 vs 息子の世代
世代間の考え方の違いによる改革の遅れ

がテーマだった。

また私の日常が、そこに映り込むようだった。

クライアントの半数は、事業承継や
世代による組織課題を含んでいた。

しかしはっきりとした違いがある。

改革を前向きに行なっている、という点だ。
(わたしにご相談くださっているように)

どのお客様からもいただく言葉がある
「人見さんは通訳」

そう、わたしは通訳なのだ。
・世代間の通訳
・相手の時代背景やビジネスの理解の浅い深い、
そして立場に応じて、仕事を表現する「単語」を選び抜く通訳

第3者としての立ち位置もある。

そうこれまでのお手伝いに思いを馳せていると
フェイスブックでリクルートの同期たちが同じ記事につぶやいていた。
「読んでると切ない気持ちになったよ」
「やることいっぱいあると思う」

どこからか声がする
「あなたもやりなさい」

社長からのご依頼と重なる。

オーナー会社が変容できるようにしたい
イノベーションの支援を
さらに加速させよう。

「日本の倒産を減らそう」共有できる人の存在

組織の大きい企業から
「営業スキル研修」や「コミュニケーション研修」
のご依頼もいただくが

自分自身が特別に入り込めるのは
(良いかどうかは別として)
オーナー企業からの「本当の課題がみえない」ご相談だった。

そんなことを、シミジミ思い出しながら、
仕事を進めていた冊子の編集が終わった。

これまでの集大成だ。
全体を話すと1週間くらいだろうか。

一部が社長からのご依頼の講演テーマとなる。

タイトル
「いまの事業」を大切にしながら
新規事業など「会社を変えていく」方法

これからこの内容を
話して、冊子を配って、歩き回る。

パワーランチで、ある方にお目にかかり、
そのことを話す機会があった。

「おこがましいけれど、日本の倒産を減らす
くらいの思いでやろうと思う」

思いが、つながった。

財務面の指導は支援していただければ、とも話す。

コーチングのサポートはいただける。
あとはIT。

「わたしも影響大なので、頑張ります」。
日曜にも関わらず、財務のプロから資料が届く。

こうやって歩きながら、確信を深くする。

「変容し、成長し続ける企業」を増やす
これが『わたしの使命』

9月1日 行動のフェイズがはじまった。


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