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vol.24 チェックリストになる総合カタログ完成


弊社10周年を前にして、はじめての総合カタログを作成、
今日、印刷が上がってまいりました。

久しぶりに、印刷したての冊子の束を見て
子供のように喜んでいます。

弊社の想いがようやく”形あるものに”まとまりました。

カタログの主旨

=============弊社の想い=============

「顧客の難しい課題」は、自社を育てる。

「売り上げがかんばしくない時」こそ、会社のチャンス。


そのために重要なことがある。

全員で立ち向かえる組織になっているか? 
社長だけ、または部長だけが奮闘していないか?

日本は、重厚長大産業が中心で、
マニュアル通り迅速実行することが求められた時代が長かった。

しかし、今は違う。
変化する顧客に応じて、カイゼンし続けることが求められる。

そして、この事業のカイゼン、アップデートを考える仕事は、
社長や企画室の仕事ではない。


第一線の営業や現場に携わる人たちの仕事であるべきだ。

なぜなら、社長や企画室が考えるべきは、
はるかに想定を越えなければならないから。

営業力は、経営に近い、、、はずだ。

最近の言葉を使うなら
COOやそれに準ずる人たちだ。
営業部門でなくとも、意味合いとしてはそうあるべきだ。

そして営業や現場の人たちは、皆が、全員がリーダーシップを持っていなければならない。
フォロアーシップといってもいい。意味は同じだ。

皆でどこへ向かうかを、知恵を出し合い、考え続ける。
これからベストの解は
時間経過とともに変化するのだから。

これを可能とするのは、トップや役員の考え方だ。
それを育む企業文化だ。

そして現場のリーダーの力量だ。

今そうなっていないのなら、急いで職場づくりをすべきである。


そして、その時に立ちはだかる最大の壁は、
個々人の「心」だ。

全ての人は「”これまでの慣性に従う”という楽」を基本求める。
偉そうに書いているが、私もそうだ。

またある人たちは、”自己効力感”が足りない。
またある人たちは、最小の努力で最大の評価を得ようと自分の素晴らしい能力を”保身”に費やす。

大切なのは組織づくりと並行して「心を裸にして」
やるべきことに素直に立ち向かえる
人々の心づくりだ。

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弊社の沿革とカタログの背景

前段落で書かせていただいた主旨
これが産まれた背景=弊社の沿革について書かせていただきます。

研修講師として、より、コンサルタントとして、プロジェクト型として
お手伝いさせていただくことが多い弊社。

営業スキルアップとしてはじまっても
別に存在する真の課題をムシすることはできませんでした。

それにより次の結論に至ります。

1、スキルは、目標に向かうための装備に過ぎない
2、重要なのはリーダーシップ 全員営業、全員経営である
3、狭義の営業だけでなく、広義の営業も視座に入れねばならない

こちらが、今回の総合カタログ(営業力 スキル&マインド ハンドブック)
1つ目の柱です。

さらに、テクニカルな問題以上に次も柱に置くこととなりました。

営業の課題は、リーダーシップ
さらにリーダーシップは、勇気と傾聴に帰着する

成功のカギは「心理的安全性」

この内容が、今回の
2つ目の柱です。

結果、プログラムとしては、現在
360°のようなお手伝いをするようになりました。

<プログラムメニューの大項目>
・ビジネスモデルデザイン力アップ
・リーダー・マネージメント力アップ
・アドラー心理学とリーダーシップ
・職場の人間関係づくりとエンゲージメント
・営業スキル/コンサルティング営業力
・仕組みづくり
・営業マネージメントと戦略

しかし、
もっとも難しいのは、真の課題がどこにあるか、
を紐解くことです。

もちろん全て絡みますが、一番のカイゼン箇所として
優先すべきはどこにあたるか、が重要です。

その意味からも、

この総合カタログ(営業力 スキル&マインド ハンドブック)は
ご覧いただき、チェックリストにしていただける編集とさせていただいました。

〜臨時の社員、または臨時の身内のような立ち位置で
経営者様、そして社員様お一人お一人の、お気持ちに寄り添い
お手伝いを〜

少しでもお役に立てれば幸いです。

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