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Yuko April Itoさんのはたブキ 「ワクワクに対する直感力」2/4


Yuko April Itoさんのはたブキ 「ワクワクに対する直感力」

「ワクワクに対する直感力」ストーリー
1. 外大に行ったのにこんなザマか。シンガポールで3カ月泣いて暮らした
2. TOEIC900点台でも会話は? アラフォーはスペル大好きっ子多い
3. 英語で答えて「はい終了」じゃなく、足して話を広げる
4.「恥ずかしい」が先に立つ大人になる前に『国境のないお家』へ
(今回は3と4)
5. 京都に小さいシンガポール コミュニケーションは何語でもいい
6. 4年前珍しいオンライン英会話 「あ、ひらめいた、やっちゃえ」
7. 気軽に話せないと、日本人ヤバい
8. 英語だけじゃない。世界を狭くしない、ぶっ飛んでいい場所を増やす

3. 英語で答えて「はい終了」じゃなく、足して話を広げる

人見:そうなんだ?スペルか。私は嫌いですけどね(笑)。
Yuko:そういう方の方がすぐに伸びられるかと。
人見:ただ、日本語って使う筋肉が少なくて、英語で使う筋肉ってすごく多いから、英会話やるとすごくこの辺が疲れる(頬を摘む)。
Yuko:それはきれいに発音されている証拠です。
人見:できていない、できていない(笑)。
Yuko:英語の発音をしようしようとされている証拠。
人見:そうなのですか?でも、わたしがRalph Laurenと言ったら英語の先生に何十回と言い直させられて、でもできない(笑)。
Yuko:まずその3カ月コースでは、発音だけやたらうまい方というのもたまに来られるんですよ。発音がいいという方はすっ飛ばしますけど、日本語のアイウエオで英語の母音も全て出そうとする方が圧倒的に多いので、そこをちょっとIPA[International Phonetic Alphabet国際音声学記号]というものの、昔やった発音記号みたいなやつで、母音って実はこんなにあるって…。
人見:多いよね。5つしかないもんね日本語は。20ぐらいあるのでした?
Yuko:細かく細かく分けると26個。
人見:4倍以上ある。
Yuko:はい。そこに気付いてもらうだけでも発音変わってくるので、どこで音だしているかというのを、一応この(口腔)断面図ちょっと見せて、確かに結構こことか、のどの奥とかから出さなきゃいけない母音があるんだというのに気付いてもらうだけで変わってくる
人見:で、3カ月のコースをすると、結構変わる。
Yuko:そうですね。まずは一発で伝わる英語に近付く。あとは、ネイティブって基本動詞、めちゃくちゃ簡単なtake、go、get、haveとか、その辺を駆使してしゃべっているだけなので、それでしゃべっていいんだよということをお伝えします。(さらに日本人の場合)1個質問されたら、答え必死でされて、「はい、待ち」という方が多いんです。
人見:(大笑)。そうか。コミュニケーションパターンも問題があるんだ。
Yuko:そうなんですね。多分英語のレッスンってそうだったんだと思うんですよ。だから学校教育もそうだし、いわゆる語学学校行っても、先生から聞かれて答える、はい次、みたいに待つ方が多い。
人見:どうしたらいいのですか?もっとどんどん話すということですか?
Yuko:そうです。シンプルな質問に答えました。そこにちょいとだけインフォメーション足してみる努力をする、それを3カ月でやるんですけど、ご存じのように英語話者の人って、黙っちゃいないというか(笑)。1個こちらがぽっと発した言葉に対して、「そうなの?そうなの?それでそれで?」って広げてこられる人が圧倒的に多いので、それも答えるで、「はい、終了〜〜〜」じゃなくて、そこから何かしら足してみる努力を、(英語が)できるできないでなくて、話の広がりが違ってくるよ(を知る)練習。
人見:それって根本的なところで、あなたとコミュニケーションしたいという気持ちを表現するということなのかも…。
Yuko:そうなんですよ。
人見:合っていますか?
Yuko:合っています。何かこっちがインフォメーション足す、こっちも質問してみることによって、距離が縮まるというか。
人見:素敵ですね。
Yuko:絶対やった方がいいと思う。
人見:そうか。じゃ、コミュニケーションしようというところの、考え方のスタートがまず違うのですね。
Yuko:こちらの伝えたいことだけ伝えようという教育になっているような気がするな。
人見:では、ゆうゆ(Yukoさんのニックネーム)さんのところで、やりなおし英語コーチさんのところで教われば話せるように(距離が縮まるように)なる。
Yuko:そうですよね。そうなんですよ。だから私はネイティブとは言わないですけども、外国人講師と組んで授業をしているので、実際に外国人に話しをしてみる、会話をしてみる、コミュニケーションしてみるというのがすぐにできるので、アドバイスすることをそのまま横で実践してもらえれば。
人見:プログラムどんどん広めてください。
Yuko:ありがとうございます。広めます。

4.「恥ずかしい」が先に立つ大人になる前に『国境のないお家』へ

人見:これがきっかけで、先ほどお聞きした『国境のないお家』に発展していかれて。メインとなる対象はお子さんなんですよね。
Yuko:そうなんです。やり直し英語のオンライン講座は大人の方を対象にしているんですけども、この講座をやっていて、「いかんいかん。私とだけしかしゃべっていない。何かイベントをしたら、生徒さんにアウトプットしてもらう機会ができるかな?」と、国際交流イベントをするようになって、そうしたら生徒さんが、「ここに子供を連れていっていいですか」という声がかかるようになって、「もちろん、もちろん」ということから、「あれ?これって、大人になって、こう、しゃべれない、恥ずかしいが先に立ってしまう前にやっておいた方がいいことだ」というのに気が付いて、お子さんを対象にしたコミュニティスペースをしようと。関係なく、誰が来てくださってもいいですけど、メインは英語学童にしようと思っています。
人見:Facebookでお写真を拝見していたら、もう既に京都のとても素敵な場所を借りられて。
Yuko:そうなんです。借りちゃった。
人見:借りちゃったんですよね(笑)。京都らしい場所に借りられて。
Yuko:そうですね。お寺の近くのいい場所に。
人見:2021年から学童保育をされるということなんですよね。楽しみですね。
Yuko:楽しみですね(笑)。
人見:私も行けますか?
Yuko:もちろんです。来てください。誰が来たらあかんとか、そういうのは全くないので。オールOKな場所にしたいと思っています。

(続く)

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