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3min研修 仕事が早い人の特徴


こんにちは。人見康子です。
本日より、「3分研修」として、ちょっとした考え方・ノウハウ・スキルについて書きたいと思います。コンサルや研修にお伺いする現場で、よく見かけたりご相談を受ける内容ばかりですので、「うちもだよ」という場合に活用いただけたら嬉しいです。

今日はズバリ「仕事が早い人の特徴」です。

さて「仕事が早い」とは、ということですが、仕事は、上司からまたは顧客からなど、だれかから依頼を受けた場合で考えてみます。

「○○業界の最近の動向について調べておいてくれないか?」といった依頼だとしましょう。

さて「仕事が遅い」場合は、どのような状態になりそうでしょうか?

最も多いのは、「わかりました」とだけ答えて、その案件ファイル(関連する資料)、資料がない場合はその指示内容そのものが、(いま進行している仕事が優先されることから)わきに置かれているイメージですね。
処理の順序が付けられているようでもなさそうです。

さて、ではズバリ、「仕事が早い人の特徴」はどのようなものでしょうか?

それは、「即・報連相」です。
え、何も手を付けていないのに、報連相ができるわけがないと思われたかもしれませんね。

そう、ここで行うのは「成果物イメージの報連相」です。
分解しましょう。

ポイントは、依頼を受けたその場で、
「私は、○○○(成果物イメージ)を、□(日時)に、△(形式)でまとめ、ご報告をと考えますが、いかがでしょうか?」
です。

さらに、
ポイントは、依頼を受けたその場で、
「私は、○○○(成果物イメージ)を、□(日時)に、△(形式)でまとめ、ご報告をと考えます。理由は・・・・です。いかがでしょうか?」
と、あなたの判断や考えをセットすると、より説得力が増します。さらに上司の考え方とのすり合わせステップが早くなるでしょう。
また、上司の方も、そこまで考えてくれているなら、(自分と少し違う箇所があっても)、じゃあ任せるよ、となることもあるでしょう。

さらに、
「一度、事前に中間報告をいたしましょうか?」
また
「もっとも重要な箇所は、・・・でよろしいでしょうか?」などを添えると、上司との考え方のズレをさらに回避することができます。

さて、この際に、成果物のイメージを持てるかどうか、がポイントとなります。
持てない場合や多少ズレがあるかもしれないケースでも
「・・・・なイメージをご希望でしょうか?」など、調整のためのヒアリングをするのが良いでしょう。

案件を横においたのでは、その作業の検討から実施、納品までのプロセスが、意味なく長くなるだけですから。

「即・報連相」いかがでしたでしょうか?