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社長へ 2022ビズラボ人見今年の抱負


新年 明けましておめでとうございます。
株式会社ビズラボ 人見康子でございます。

みなさまにとって、本年も良い年でありますよう、祈念いたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の抱負 あるシーンが起点に

今日は年始にあたり、今年の抱負を発信させていただければと思っています。
少し長くなりますが、お読みいただけましたら幸いです。

昨年、ご無沙汰していた、事業承継後の新社長さま何名さまかに
久しぶりにご挨拶をする機会がありました。

承継前の先代社長の心配が吹き飛ぶかのように、
事業をリノベーションされる社長さま
組織づくりや環境を一新なさっておられる社長さま、
状況はそれぞれですが、覚悟が表情にも凛と表れているそのお姿に
とても清々しい気持ちになりました。

ファミリー企業・中小企業は本当は強い

事業承継とは、事業を棚卸し、
イノベーション・リノベーションする絶好の機会である。
それが自動的にインストールされているのが
ファミリービジネスの良さとも言える。
(100年以上続く企業が日本に多いのは、承継を有効的に活用できているからだ)

ファミリービジネスの
(事実、日本の法人登録企業の9割はそれにあたり
その多くはもちろん中小企業です)良さを改めて確認する機会となりました。

中小企業にはまだまだのびしろがある

中小企業にはまだまだのびしろがある。

例えば、大企業の売り上げを2倍にするのは容易ではないが、
ファミリー企業がその売り上げを2倍にする可能性はずっと高い。

まだまだできることがある、とも言えますが
やりきれていないことが多いとも言えます。

これは、できない
なんらかの壁があるということでもあります。

それは新規事業の壁かもしれません。
リーダーの壁、組織の壁、小売の壁、3億の壁

いろいろありますが
今日は絶対的な法則の大枠についてあらためて
まとめ、この詳細を今後、日本中に発信していくことを
お約束したいと思います。

強みづくり(戦略)と人の成長のしかけ(組織)

では、伸びるために何をすべきなのか、その答えも明らかです。

答えは、強みづくり(戦略)と人の成長のしかけ(組織)に
集約されます。

当たり前ではないかと感じられたかもしれませんが、
現場ではそれができていないのも現実です。

もう少し詳しく書きます。

徹底的に追い求めたい”強み”それは“違い”

まず、1つ目です。
会社が強くあり続け存続成長する方法は、
「圧倒的なシェアを取る(スケール)」か
「勝ち続ける強み(ディフェンサビリティ)づくり」のどちらかです。
そして、右肩上がりではない日本市場をベースに考えるなら
やるべきことは後者と言い切れるでしょう。

ライバルの強みを知り、それをうち消せる自社の強みを
徹底的に追い求められている中小企業であることです。

それをやり尽くしている企業は、まだまだ多くありません。
(時代に応じて対応する必要もあるでしょう)

強みといえば、難しく感じるかもしれませんが、強みとは“違い”です。
(詳細には、範囲でシェアトップ、ニッチ、
協調となります。各論は今後追って発信してまいります)

中小企業究極の難題「人材」

次に、2つ目です。
実は、わたしがご縁をいただく企業さまは、
1つ目の違いを相当レベルに作り込まれながら動けないことから、
お声をかけてくださるケースが多いです。

1つ目の「強みづくり」は戦略です。
戦略が車の片側の車輪、その一方に組織という別の車輪があります。

戦略がなければ何もはじまりませんが、
それを実行に移せる組織がなければ、戦略は当然絵に描いた餅のままです。
経営者の方、一人が走り回っている状態です。

ここに申し上げるまでもありませんが、
中小企業究極の難題、「人材」というワードが立ちはだかります。

御社の現状にあった組織づくりを

中小企業では、大企業の論理は通用しません。
ここに必要なのは、「御社の社員さんがやりがいを持って、
また”その方の背丈”でも頑張れる組織と仕組みづくり」です。

あたりまえですが、なぜかなかなかうまくいかない、
それはここにトリッキーなことが存在するためです。

それはこれもあたり前ですが、
事業によって企業によって、正解が違うということです。

具体的には、これは弊社オリジナルの理論ですが、
士官が必要な事業と兵卒が必要な事業とで組織作りの手法が変わります。

また、合わせてどのようなタイプの方が御社には多いか
人に迎合型、ぶら下がり型、マイペース型など、このタイプ
(成人発達理論をベースに)によって、やるべきことが変わります。

その違いを理解した上で、社員の成長の方向性と
そのモノサシを明確にすることが重要となります。

成長の教育手法は自社内にしかない

昨年発表させていただいた、「成長のステップ」を具現化する
人事評価制度とそこに組み込む教育プログラム、
ここに最終的な出口があると確信しています。

またその教育の内製化が重要となります。
(成長の教育手法は、ごく初期を除いて、自社内にしかありません。
そうでなければ御社の違いは出ないわけですから)

主旨 中小企業にはまだまだ伸びしろがあること、
伸びるためには、強みづくり(戦略)と
人の成長のしかけ(組織)が必要であるということ。

このあたりまえのようなことが、
現場では実に難しい。

しかし、壁を打ち破る方法は揃いました。

大きな柱は上述の通りです。

今後、その詳細、各論について
ブログや無料のウェビナーなど
どんどん発信してまいりたいと思います。

以上 長文お読みくださり、ありがとうございました。
今後もお付き合いをいただけましたら幸いです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社ビズラボ 人見 康子

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