「すべての人が自律的に働く知恵と勇気を」。2021年にスタートした『はたブキサロン』は、ツナガル分科会とゲストスピーカーをお呼びする定例会で運営しています。
はたブキサロン
その定例会4月度を、4月18日(月)開催させていただきました。
4月のスピーカーは、株式会社マインドフルヘルス 代表 医学博士、神経内科・内科医師の山下あきこさん。
「激変する社会の中でそれをいち早く察知し自ら市場を創造・定義・開拓している、挑戦者が集まり互いにエネルギーを分かち合う場所をつくりたい」。はたブキサロンは、その主旨により発足、2年目となります。
その新年度、お一人目に相応しい山下あきこさんが今回スピーカーをお受けくださいました。
タイトルは『病院を退職までして伝えたいこと ~医師による病気にならないための健康サポート~』 。
山下さん自身が、内科医師として勤務されていた病院を退職し起業、その事実に感銘を受け、そのままをお話いただきたいとお願いした経緯です。
ご講演の冒頭、「普段は、健康について・心の整え方について、お話・レクチャーしていますが、今回のような自分語りは初めてで緊張しています」、温和で上品な語り口で話しはじめられた山下先生。
「WHY :なぜ病院を退職してまで起業されたのか」のお話は、一般的な物語”起承転結”の4ステップに準え、”純猛怒喜”と整理しお話くださいました。
未来の医者は薬を使用しない
未来の医者は薬を使用しない
病気の原因と予防に関心を持って診療するであろう。
1902年、トーマス・エジソンのこの言葉を引用され、120年経った今、そうはなっていないことに課題を感じておられる山下先生、さらに「医者が健康づくりに関わるというよりは、お一人お一人が主体的な健康づくりをができるようになれば、そんな人がいっぱい増えたらいいなあ」そう、ビジョンを描いておられます。
フレイルをいかに増やさないかが急務
現在65歳以上は人口の29% 30年たつと38%に。
健康寿命を伸ばすこと、フレイルをいかに増やさないかが急務である。
多くの具体的な実例をお写真でわかりやすくお示しくださいました。
地元のサロンパスの久光製薬の初代社長 中冨 正義氏が走る姿のお写真
91歳までホノルルマラソン完走、町内は105歳になっても走っておられたとのこと。
マラソンがという意味ではなく、最後までご自身が思い描くように過ごせたら、そんな人生を送れたら最高ですね。
健康習慣づくりに必要な7つの要素
山下先生が提供しているのが、セブンアプローチ。先生が多くの論文を検証してたどり着いた健康習慣作りに必要な7つの要素。 マインドフルネス、well-being、栄養、運動、睡眠、脱依存、習慣化をトータルで実践するものとのこと。
受講しライフコーチの資格を取得された方はさまざま、理学療法士や薬剤師といった医学周辺の専門性をお持ちの方から、アロマセラピスト、ヨガの先生といった方々まで。
その先にいらっしゃる多くの方々がヘルスリテラシーを高め、最後までその方らしい人生を送って欲しい。先生の願いです。
人見も80歳になっても、今と変わらず現役でいたいと思います。
自身の健康マネジメントのために、講座(とてもリーズナブル)受講しようと検討中です。
問題は時間・・・だが。
山下先生、ご参加のみなさま、今回もありがとうございました。
人見は素敵な方とご縁が増え、これ以上幸せはありません。
このようにはたブキサロンは、「すべての人が自律的に働く知恵と勇気を」を中心軸に、切り口はさまざまなテーマで、毎月ゲストスピーカーをお呼びする定例会と、交流しツナガル分科会を開催しています。
詳しくは、はたブキサロンのHPをご覧ください。