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はたブキ 定例会10月 片桐新之介様


定例会:10月25日(火) 19時〜20時30分(質疑応答含む)
〜企業と自治体の新しい連携〜
地方自治体にアドバイザーとして関わる面白さ

株式会社ふるらぶ 代表取締役 片桐 新之介氏
フードビジネス・地方創生コンサルタント。農山漁村発イノベーションエグゼクティブプランナー(6次産業化プランナー)。大阪成蹊短期大学や吉備国際大学でフードビジネス論の講義も。得意分野はお酒と魚。百貨店食品部での経験を活かし、様々な面で農家や水産業者を支援。兵庫県マーケティングアドバイザーはじめ、のべ10以上の自治体のアドバイザーとして活動し、その分野もDX推進、ふるさと納税、商品開発、企業誘致など多岐にわたる。まちづくりの分野でも活躍。共著に「小さな空間から都市をプランニングする(学芸出版社)」


<講演内容>
・自治体と企業の新しい仕事の在り方とは
・商品開発手法
・地方創生の現実とこれから
・食品業界のこれから、農水産業のこれから


ある時はスーツ姿で教壇に立ち、ある時はハチマキと前掛け姿で未利用魚の店頭販売。

片桐さんは何をしている人だろうと考えてみた。そうか、海で、畑で、その場所で採れた生産物とその地域の特性をこよなく愛する人ではないだろうか。

片桐さんは、自身のnoteでこう書いておられるます。
タイトル “ジェントリフィケーション”地方創生という問題 から

地方の経済を活性化させるために、東京からヒトやカネを引っ張ってきて、経済を回す、地方に仕事を与える、、、(中略)そのやり方はそれぞれの地域独自のカタチがあってよい。しかし、そのヒトやカネのひっぱり方が、どこの自治体もコモディティ化している。

(中略)多くはその地域の経済循環に好影響を与えるかどうかまでの練り上げはできておらず、またその地域の特性を十分に引き出しているようなものではない。

コモディティ化した地方創生のやり方に課題を投げかけておられる片桐さんだが、一方でご自身の使命は、「地域の本当のファンを増やすこと」だという。

その地域の特性、特産品の魅力を見出し、商品を開発し、販路開拓、ブランド化。見つめるのは地域の経済循環だ。

確かに、考え方はその通りだが、世の中には商品開発を支援する人も多いはずだが。

そうか、片桐さんのその取り組みは、コンサルタントの域をおもいっきりはみ出している。それはご自身が、流通者の視点、生産者の視点、そして消費者の視点から、生産品を深く見ているからにちがいない。

はたブキサロン定例会10月度では、そんな片桐さんに、現在12もの地方自治体のアドバイザーとして活躍なさっているお仕事について、醍醐味について、そして片桐さんご自身の情熱の背景について、お聞きしたいと思います。

 

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