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はたブキ 定例会5月レポート WBDCセッション


「すべての人が自律的に働く知恵と勇気を」。
2021年にスタートした『はたブキサロン』は、ツナガル分科会とゲストスピーカーをお呼びする定例会で運営しています。

はたブキサロン



その定例会5月度を、5月14日(土)開催させていただきました。
定例会は通常、さまざまな分野で挑戦されている経営者・起業家の方をお呼びして、その背景や挑戦についてお話いただいておりますが、年2回ほど、全員参加型の対話形式のセッションを企画しており、今回の「みんなでWell-being DCセッション」、 5月はその対話会にあたります。

Well-being DCセッションとは 慶応大学で幸福学を研究されている前野隆司先生&マドカさんご夫妻が開発された「ウェルビーイング・ダイアログ・カード」を使ったセッションです。

 

前野教授、ウェルビーイング、ダイアログ・カードについて
4月17日の日経新聞から

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 幸福学研究者 前野隆司さん
「幸せはどこにあるのか」学問で導き出す  : 日本経済新聞(2022年4月17日)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD151TM015042022000000


お忙しい中ご参加いただいた皆様、そしてファシリテーターのやまもとさん、本当にありがとうございました。

5月14日の対話は
ハート7 まわりのみんなを理解するために行っていることは?
ダイヤ4 ものごとを心から満喫する秘訣は?
の2テーマとなりました。

幸せとは視野が広い状態

問い:ハート7 まわりのみんなを理解するために行っていることは?
問いに対するあるチームからのシェア:「自分が正しいという考え方を捨てる。自分も正しいが、相手も正しい」

このシェアに、私自身ハッとしました。
この言葉は、私自身がコンサルティングやカウンセリングのシーンでよく使うフレーズでした。 しかし、その日は思考回路が切れていた(頭がまるでそのような状態にあったよう)ようです。 
個人で仕事をし、家族の中でも舵取りをする立ち位置となり、忙しくなることで、心の余白が減り、向かう課題に対して、同じ思考の中をグルグルただ巡る状態に、思考回路のループが小さく、シンプルに、狭くなっていたことを、気づかせてくださいました。

狭い中で巡ることが続けば、これが悩みとなるのでしょう。
一方で、視野が広がることは、心の開放でもあり、こうした気づきのやりとり、解釈や価値観のやり取りが、幸福感となるのでしょう。
そう感じ直す土曜の朝となりました。

私自身が主催者ながら、ウェルビーイングをたくさんいただいた時間でした。
みなさま、ありがとうございました。

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