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エコノス株式会社さんのはたブキ「理」


はたブキ 2nd Baton
For Corporations
エコノス株式会社
代表取締役 野畑博央さん

はたブキバトン、第2回目です。第2回目の今回は、セミナー登壇させていただいたこともあるエコノス株式会社代表取締役、野畑博央さんにお話をお聞きします。

<エコノス株式会社様 エントランス>

エコノス株式会社さんのはたブキは「理」

人見:どういった事業をなさっておられるのですか?
野畑様:WEB等のデジタル情報と企業データを軸としたBtoB分野におけるマーケティングの支援を行っています。

人見:個人的にわたしも御社のミッションに共感するのですが、詳しくお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
野畑様:わたしたちのミッションは「私たちは<知>の編集を通じて新たな価値<知>を創造し社会に貢献します」です。
インターネットの普及とGoogleなど検索エンジンの進化により、我々誰もがパソコン一台さえあれば、世界中のあらゆる情報を容易にかつローコストに入手できるようになりました。
そのような状況下における「人」の役割は、莫大な量の情報を取捨選択、収集整理しさらに新たな価値ある情報を創造してゆくダイナミックな<創造力>にあるのではないかと考えます。
古来より連綿と我々に刻まれた情報・文化をベースに、次の新たな情報・文化が創造されていくのです。
唯一人間に与えられた能力であるこの<創造力>を駆使し、情報の波に疎外されることなく、情報<知>の編集を通じて新たな価値<知>を創造し社会に貢献すること、これがエコノスの使命だと考えます。

<グリーンが多いエコノス株式会社様の社内風景>

人見:最後に、「はたブキ」ボードにお書きになられた、言葉の意味や込められたオモイをお聞かせいただけますか?
野畑様:弊社社名「エコノス」は、「エコノミー」(合理的、理にかなう)からきています。
2000年以降の約20年間は、どちらかというとエモーショナル的、情緒的な方向に振れていた時代だったかと思います。
しかし今後、コロナ以降は、「理にかなう」ものこそが求められる、まさに「本質の時代」に突入すると見ています。
デジタル化の洗礼により、合理的なものとそうでないものが容易に見えてしまう、小手先のものはすぐに底が見えてしまう、COOLで世知辛い時代でもありますが、ようやく我々の時代の到来かと内心胸躍る気持ちでいっぱいです。
一方、「エモーショナル」に根ざした力ももちろん重要で、それらを原動力に「合理的」な商品・サービスを創造し社会に貢献していこうと、改めて気を引き締め直しています。

<取材後記>
今回、エコノス株式会社野畑社長は、「今後、コロナ以降は、『理にかなう』ものこそが求められる、まさに『本質の時代』に突入する」とおっしゃておられました。経営者が感じ取る時代感覚の鋭さは、わたしが日々学ばせていただいている一つですが、特に今回の野畑社長の言葉は、私自身も非常にシンクロしています。弊社のことで恐縮ですが、ビズラボも10年を機にミッションを新しくしました。弊社の業界でも、野畑社長の言葉通り「理にかなう」ものが生き残る、分野は違えど通じるところが大きいと感じています。(人見)

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