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LaHimawariさんのはたブキ「のりツッコミ」4/4


写真:Collabo Earth E9 ロゴ

La Himawariさんのはたブキ「のりツッコミ」

“のりツッコミ”ストーリー
1. 明確な事業計画だけでなく、嬉しいを一緒に喜ぶことで飛躍していくコラボオフィス。
2. 会員は大学生から78歳。年齢関係なく、こっちが笑ってやってたら人は集まってくる。
3. 深刻が最大の敵。満面の笑みで“のりツッコミ”。「なんでやねん!」
4. 正しい経営方針より面白がること。その方が売り上げがあがる。(今回はここ)

4. 正しい経営方針より面白がること。
その方が売り上げがあがる。

人見:働くを、じゃ、豊かにするというのは、挑戦することを楽しめる、っていうニュアンスですか?
高坂さん:・・・・。面白いですね、、、どんな状況も楽しめるって感じですかね。
人見:どんな状況も楽しめることが、御社の働くをワクワクするってことですね。
高坂さん:そうっすね。楽しめる、、、どんな状況も面白がる。
人見:すごい、できそうでできない。
高野さん:いや、できそうで、難しい。

高坂さん:もっと深い話をしてしまうと、挑戦してなきゃいけないっていうのも、そうでもなくて、そらLaグループ、例えばいま12人いたとしたら、社員の中には、挑戦してない人もいるんですよ。挑戦してないって言い切ってて、いま挑戦できないって言い切ってて、、、。そいつだけ、一人、目標とか言わないんですけど、深刻になると「なんでおまえ、目標いわへんの?目標言えよ!」、ってなるんですけど。そこでは、「目標とかありませんと」いわれたら、「そうそうそう。なんでやねん!」ていうふうに。そんなノリでいうと、ほんま笑いが起こって、「まあそういう時もあるよな。挑戦したいときにまたして」って雰囲気になって。挑戦したくない問題児でなく、キャラクターに変わる。
人見:なるほど〜〜〜。

高坂さん:キャラクターに変わった時点で、自分ってここにいていいんやと、マズローの欲求でいうと所属の欲求が満たされてしまうんで。本当の自分に気づけて、好きなときに、好きな挑戦を始めると思うんですよ。
人見:そうか、そこにある種の心理的安全性があるんですね。
高坂さん:ある、めちゃくちゃありますね。だから挑戦することが全裸ではなく、その状況を面白がることが、全ての成長進化にすごいつながるな、っていう、もっというと、ここに書いてある、ほんとうにそれぞれの働くを豊かにするときには、すべてを面白がるっていうことが、めちゃくちゃ重要やなって思う。
人見:深いですね。
高坂さん:深い。正しい経営方針より、面白がった方が、ぜったい売り上げがあがりますね、とわたしたちは思っていまやってますね。

<取材後記>

大学時代の同級生同士が創業し、面白がることを大切にしていると言えば、若さのパワーと単純に見てしまいがちだ。しかし、彼らは中小企業から大企業で、コンサルティングを行なってきた組織づくりのプロである。

アカデミックな理論もとっくに超えたその先にあるのは、メンバーや出会う人たちへの、もっと言えば人への信頼なのだろう。ただ人が力を発揮する壁となるのは、人それぞれが自分の中にある軸を見つけられるかどうかだ、と彼らは言っているのではないだろうか。同時に、見つけられさえすれば人は最強なのだという確信でもある。

その軸を見つけるために、この「のりツッコミ」は、「自己対話をしていいんだよ」と相手に安心感を与える武器なのだ、そう感じた。(人見)

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