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定例会 ホーム3マイル以内で働く5月 トクダ ヒロミ様


開催させていただきました。たくさんのご参加ありがとうございました。
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定例会テーマ ホーム3マイル以内で働く

2021年 4〜6月期 隣のステキさん
5月 2021年5月22日(土) 10:30~12:15
“好き”や”ワクワク”からはじまる作品づくり
プロセスも楽しむ大人の工作
不思議ステキな枯れない植物【ファブリックプランツ】

創作園藝課 代表
ファブリックプランツ 考案者
トクダヒロミ氏

「わぁ、何これ?」。ブラウスや子供服でよく目にしたリバティプリントが、いろいろな形の葉に変身し、ひとつの植物にまとまっている不思議感。創りたい作品を決めて、色や柄を選ぶ、選ぶことに悩む楽しさ。フリーハンドで切る葉の一枚一枚はなぜか自然で、まるで生きているかのよう。「枯れないし、お世話入らずでかわいいインテリア植物になるんですよ」と笑うのは、トクダヒロミさん。

彼女が創作園藝課®️をスタートし、ひとつひとつが手創りとなるファブリックプランツを考案されたのはまだ数年前のこと。いまでは多くのカルチャーセンターで講師として、デパートでは催事、そしてアトリエ兼教室「ファブリックプランツスタジオ」でレッスンを開催と、多方面で活躍なさっておられます。

「サボテンも枯らすほど植物を育てるのが苦手だったんですよ。それでも植物のあるオシャレな生活にものすごく憧れて」とトクダさん。「原点はできるかな(NHK教育テレビで1990年まで放送)。つくり方が細部まで決められた作品づくりでなく、楽しみながら創作するプロセスも大切にしたい。作り手の味がアートのはじまりじゃないかな」。

さらに、数年前にお母さまを亡くされた生徒さんから「母が趣味で楽しんでいたパッチワークの布が沢山あるので、それで大きなオリーブを作りたい」とのご希望を頂いた。その後、一緒に作った作品がその妹さんが主宰のバレエ教室のエントランスに飾られたお話を聞き、ファブリックプランツは、【思い出をカタチにする】ことができると気づく。またコロナ禍の中、自分の必要性を疑問に思い落ち込むトクダさんへ、生徒さんから【人生の彩りをくださってありがとう】と言葉を頂き役立っている実感を得ることも。「わたし自身は地味に作品を創作し続けたいとだけ思っていた、それが楽しいから。ただ、こんな風に役立つのなら」、トクダさんは創り方を広めることにも力を入れ始めたという。

はたブキサロンでは、創作園藝課をスタートされた経緯、ファブリックプランツへのオモイなどを実際の素敵な作品とともにお届けいたしました。

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