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平野裕加里さんのはたブキ 「”ありのまま”を整える!!」2/6


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平野裕加里さんさんのはたブキ 「”ありのまま”を整える!!」

「”ありのまま”を整える!!」ストーリー
1 異例の大抜擢は自分の名前がついた情報番組。長くやってきた“生放送”
2 「準備と120%の笑み」。楽しそうに聞いているとゲストが少しづつこちらを向いてくれる
3 切り返しができなくて、話しが終わっちゃう。「実はね」まで、引き出せない人が多い
4 伝えることと、伝える人のお手伝いが「学ばない学び舎」や「世界ALSデーin Nagoya」へ
(今回は3と4)
5 ALSデー。私がいままでどう生きてきたかをすべて問われると思った
6 区別しない、みんな一緒。ちゃんと会話をすると、そういうことがわかる
7 病気を直すことはできないけれど、明るくするとか、勇気を与えるとか、できるんじゃないかな〜って
8 人と関わる仕事、人の心の中にちょっとづつ入っていく、いろんな人とちゃんと向き合おう
9 細く見せようとしてる人にしかなれないんだ、だったら、そのままでいいじゃん
10 生放送の経験が大きい 目の前で起こったことを、想定外だったとしても受け入れていく
11 ありのままでいい、だからありのままを整えていくことが必要
12 輝くこと 自分の役割を100%果たすこと、できれば想定を超えること

3 切り返しができなくて、話しが終わっちゃう。「実はね」まで、引き出せない人が多い

平野さん:意外とね、人に話を聞くときって、失礼だと思うから、「え?」と思ってもそれを伝えない人が多いんです。(インタビューはカフェで。人見は紅茶を飲んでいました)。例えばね、「わたし今まで、紅茶に砂糖いれたこと一度もないんですよ」とかって言うふうに相手がいって、「え〜、ほんとに!?」って思ったとしても「あ、そうなんですか(小声)」って、相手がすごい人ならなおさら何も切り返さず、それだけ言って終わっちゃう。でも、そうするとそこから話が続かないの。話を続けようと思ったら、「え、ほんとに?(自然でいて、キラキラする声、抑揚で平野さんはお話になっています)、え、なんでですか?(この驚きっぷりもステキです)砂糖入れたら美味しいですよ?(心からの言葉がしっかり届きます)」
人見:すごい自然、(自分のこと)キャッチしてくれたって感じします。
平野さん:そう、そうすると「なんで入れないんですか? 一回もいれたことないんですか?」ってなると、そこから相手から「いやいや、実はね・・・」って言葉やストーリーがでてくる。それを「そうなんですか?(控えめ、発言しちゃいけない感いっぱいな小声)」で終わっちゃうと、言いたかった、本当は聞いて欲しかった、言葉を引き出せなくてで終わっちゃっうの。
人見:今の(砂糖いれたこと一度もない)は何かを伝えたい前フリですよね。きっと。
平野さん:そうかもしれないと思った方がいい。コミュニケーションではね。
「そうなんですか(小声)」を、「え!そうなんですか?(抑揚たっぷり)」(比べるために、ならべておっしゃってくださいました)、ていう言い方をするだけで全然違う。
人見:平野さんのリアクションって、普通の会話っていうか、自然。
平野さん:(笑)。ほんとうにそう思うから。
人見:テレビの中の方って、もうちょっと違う、つくってる感するんですけど。
平野さん:つくってる感がしゃちゃったら、終わりだよね。
人見:つくってる感じがしちゃたら終わりなんだ。
平野さん:だって、つくってるんだもん。ほんとうに楽しいわけじゃないように見えるんだもん。だからダメ。
人見:本当に楽しいように見える、本当に楽しんでるって、実は難しくないですか?
平野さん:だから、ほんとうに楽しまないと、ほんとうに楽しんでいるように見えない。
人見:ですよね。いつも楽しんでるイメージがするのは、そこだ。
平野さん:たぶん、ほんとうに楽しんでる。
人見:だね。これすごいこと。

4 伝えることと、伝える人のお手伝いが「学ばない学び舎」や「世界ALSデーIN NAGOYA」へ

平野さん:自分がいままでしてきたことは、伝えるっていうこと。テレビは短い時間で的確に伝えなきゃいけない、ラジオは見えていないものを声だけで伝えなきゃいけない。伝えるということをずっとやってきて、私は「伝えること」と、「伝える人のお手伝い」をしようと思ったの。
そしたら、この人の話聞きたいなと思ったら、「そうか呼んじゃえばいいんだ」って、そこから「学ばない学び舎」とか、そういうイベントをしたりとか。「なんかこんなことやりたいんだけど、困ってんだよね〜」っと言われると、「じゃあわかった」って言ってALSのイベントをやったりとか、そうやって広がってきたんです。
例えば「3年後にこれをやりたい」というふうに動いてきたんじゃなくて、やってたら、何かに当たって、これも面白そうだなって、流されながら今に至るって、、、
人見:流されながらって、おっしゃったけど、なんか出会った人と、境界線なく、コミュニケーションをくったくなくやっていったときに、それだったらこうやったらもっと良くない?、ってその一歩一歩がいまに広がっているイメージです。
平野さん:そうかも。「こうしたらいいじゃん」とか。「じゃこれ私できるよ」とか。「この人とやったら?」とか。そうしてつながったり広がったりしてきている気がする。

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