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Yuko April Itoさんのはたブキ 「ワクワクに対する直感力」4/4


Yuko April Itoさんのはたブキ 「ワクワクに対する直感力」

「ワクワクに対する直感力」ストーリー
1. 外大に行ったのにこんなザマか。シンガポールで3カ月泣いて暮らした
2. TOEIC900点台でも会話は? アラフォーはスペル大好きっ子多い

3. 英語で答えて「はい終了」じゃなく、足して話を広げる
4.「恥ずかしい」が先に立つ大人になる前に『国境のないお家』へ
5. 京都に小さいシンガポール コミュニケーションは何語でもいい
6. 4年前珍しいオンライン英会話 「あ、ひらめいた、やっちゃえ」
7. 気軽に話せないと、日本人ヤバい
8. 英語だけじゃない。世界を狭くしない、ぶっ飛んでいい場所を増やす
(今回は7と8)

7. 気軽に話せないと、日本人ヤバい

Yuko:そうですよね。ほとんどの方、一発で送ってこられる方はいらっしゃらないので、でも、私とそれができひんかったら、外国の方を前にしてできますか?という話をしたのね。
人見:そうか。じゃ、英語が話せるためにはこうあるべきだということと、やっぱりアラフォーの皆さんの現実をすごく理解されているから、融合した感じですよね。
Yuko:最近は男性も増えてきて、別にアラフォーママだけじゃなくて、オンラインが当たり前になって、どこからでもつなげるんだから、男性だってターゲットになるみたいな。英語を使って、さらに何かをしたい人というふうに、ちょっとずつ層が変わってきて。
人見:そうなのですね。今お忙しいみたいですね。
Yuko:何かひっちゃかめっちゃかで(笑)。
人見:そうやって直感でいろいろシーンが浮かんで、でも実際は対象となるみなさんがもっとこうだったら助かるのになという自然なイメージが形になっているのかなと、お聞きしていて思いました。そんなゆうゆ(Yuko)さんのこの先の夢は?
Yuko:一番直近の夢は、『国境のないお家』を順調に回していくこと、認知が広がること。それから――ちょっと日本、ヤバいんですよ(笑)。
人見:日本ヤバいんですか?どういうこと?
Yuko:英語の面でいくと、お隣の韓国も、台湾の方もめちゃめちゃ英語上手。
人見:そうですよね。日本人が一番ある意味(ヤバイ)…そうですよね。
Yuko:東南アジアの方々も、ほかの国の方も、結構(英語)お上手で。
人見:そうですよね。フィリピンに習いにいきますからね、日本人(笑)。
Yuko:となると、これ本当に差は開いていくので。だから日本人全員がもっと気軽に英語を話せる場所というのもめちゃめちゃ必要になってくるのですね。やっぱりオンラインで外国人講師が入るとなっただけで、心臓バクバクで、過呼吸になる人とか、我々のアラフォー世代はそういう人もいらっしゃる、モチベーション高く英語習いにきている人ですらそうなのですよ。
人見:そうかそうか。でも、やっぱりアラフォーのお母さんたちは、自分がすごくお忙しくて、範囲がやっぱりどうしても制限されてしまうという現実があるのかもしれませんね。

8. 英語だけじゃない。世界を狭くしない、ぶっ飛んでいい場所を増やす

Yuko:子供を連れてきてくださるきっかけで、みんなを巻き込んで、もう家族を巻き込んで(笑)。イベントをしたりして。おじいちゃん、おばあちゃんもそれこそ来てもらったらいいし、めっちゃ楽しいやん、何かいろんな国の人と話すの…という空間をあっちゃこっちゃに広げて、じわじわいけたらうれしいなと。
人見:すごい『国境のないお家』があっちこっちにという。
Yuko:ゆくゆくは、実は生徒さんだったという人に任せられるようになったら。これそれこそ全国にクライアントさんがいる意味がここで出てくるような。
人見:いいですね、ぜひ。そのカリキュラムや考え方、今の英語教育に足りない視点をカバーしたプログラムを、次は生徒さんが広げてくださるということですよね。
Yuko:そうですね。
人見:どれくらい学んだら可能なのですか?
Yuko:別に英語力のすごさって、本当に必要かどうかって「?(はてな)」で、人見さんがさっきからおっしゃってくださった、コミュニケーションしたいという気持ちの強さだけで、絶対回せると思うんですよね。だからどんな人も受け入れられる心の広さというか…。
人見:そっちの方が難しいですね(笑)。
Yuko:あれは駄目、これは駄目、これは日本だからこうですとかいうことがなく。
人見:そうか。その精神性が『国境のないお家』にインストールされていく感じがありますよね。
Yuko:はい。だからいろんなぶっ飛んだ人を巻き込んで。
人見:ぶっ飛んだ人を巻き込むの?(笑)。素敵。
Yuko:何か小ぢんまりした世界観で、ついついアラフォー女子は世界が狭くなってしまいがちなので、本当にそれこそ、もっといろいろな方を巻き込んで、すごい、それ面白い、ぶっ飛んでるというような場所にしていけたらなと。
人見:物腰柔らかなゆうゆ(Yuko)さんから「ぶっ飛ぶ」という言葉をいただきましたけど(笑)、ぜひぶっ飛んでいただきたいと思います。今日はありがとうございました。
Yuko:ありがとうございました。めっちゃ楽しかった。
人見:Yuko April Itoさんでした、ありがとうございました。

<取材後記>
Yukoさんがご準備をなさっている『国境のないお家』は、心の国境、ママたちの行動範囲の国境、そしてまさに国籍という国境がないお家なのでしょう。
とはいえ、これまでは狭い世界に閉じこもっていた方が多い、だからこそ安心して入っていけるそんな心地よい場所をご準備中なのだと理解しました。
エネルギッシュでいらっしゃりながら、日本語でのコミュニケーションは非常に柔らかなYukoさん。Yukoさんのナビゲーションで、一歩踏み出せなかった方も、それぞれの国境を超え、外に飛び出せることでしょう。
オンラインが一般化し、行動半径を広くできなかった方々も活躍できる時代になりました。アラフォーの方、ママたちもが活躍する、その時代を象徴するようなYuko April Itoさんのインタビューでした。(人見)

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